シミ・そばかす、肝斑などが目立ってきて、悩んでいるという方はいませんか?
アラフォーの私もその一人。長年浴び続けた紫外線によるダメージに加えて、年齢による変化も重なって、シミ、そばかす、さらに肝斑にも悩んでいました。特に肝斑についてはレーザー治療を受けられず、根本的な解決法がないことに困っていたのです。
さらに、毛穴の開きや黒ずみが目立つこと、シワやくすみなど肌の衰えも…こんな全てお悩みをまとめて解決してくれるような治療法ってあるかしら?と思っていたところ、見つけたのが「QスイッチYAGレーザー」でした。
この治療法がすごいのは、シミ取りだけでなく肌の若返りにもアプローチできるというところ。今回は「QスイッチYAGレーザー」についての知識と一緒に体験談も交えてお伝えしたいと思います!
Contents
「QスイッチYAGレーザー」とは?
「QスイッチYAGレーザー」は、しみ・肝斑・にきび・毛穴・アンチエイジングなどの肌のお悩みに幅広く治療可能なレーザー治療です。
<対応可能な範囲>
- 老人性色素斑・・・いわゆる「シミ」で「日光黒子」ともいう。紫外線の影響でできるシミ。
- 肝斑・・・両頬に広がる薄茶色のシミ。女性ホルモンのバランスが原因。
- 雀卵斑(そばかす)・・・遺伝性が大きいが、日光の影響で悪化することもある。
- 炎症後色素沈着・・・傷ややけどなどに伴う炎症後の色素沈着。
- 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM、別名:両側性太田母斑様色素斑)、あざ 等。
他にも、肌を若返らせたい、シワを薄くしたい、毛穴の開きを目立たなくしたいなどの肌の衰えによるお悩みにも幅広く対応できる治療法です。
QスイッチYAGレーザーのメカニズム
QスイッチYAGレーザーはピンポイントに狙った色素だけを破壊する特殊なレーザーになります。
532nm(KTPレーザー)、1,064nm(Nd:YAGレーザー)の2種類のショートパルス(Qスイッチ)および、ロングパルスのレーザーを同時に搭載しています。
レーザーが色素に当たると光エネルギーが熱エネルギーに変換されます。そして、狙った色素のみをピンポイントで破壊して、しみや色素沈着を除去します。
非常に短い時間(ナノ秒)にて、瞬間的に皮膚の深層部まで照射するため、他の周囲組織を傷付けません。
低出力から高出力の調整、また波長1064nm、532nmと調整できるので、表層部から深層部まで柔軟に対応できるところも特徴です。
シミ治療から肝斑(かんぱん)まで、ダウンタイムなしに幅広い治療が可能で、さらにロングパルスによって皮膚の新陳代謝を高めて肌細胞を活性化します。肌質改善も同時にできる画期的なレーザー治療です。
既存のレーザー治療との違い
シミ取りレーザーなんて、特に今さら新しさを感じないかもしれませんが、この「QスイッチYAGレーザー」は既存のレーザー治療とは大きく違う点があります。具体的な違いをチェックしてみましょう。
「肝斑」にも対応可能!
まず、「肝斑」の治療にも対応しているということです!
肝斑はメラノサイトが活性化されてメラニンを多量に生成してしまうことが原因です。
このメラノサイトに強いレーザーやフォトフェイシャルを当ててしまうと、余計にメラノサイトが刺激されてメラニンが過剰に分泌されて色素沈着が悪化するため、レーザー治療は禁忌とされてきました。
でも、「QスイッチYAGレーザー」は、レーザーの照射時間を極力短くし、低出力で照射するので刺激を最低限に抑えることができ、肝斑の治療にも適応した治療法です。いままで肝斑に悩んでいた方にとっては朗報ではないでしょうか?
肌へのダメージが最小限
従来のレーザー治療では、メラニン色素にレーザーのエネルギーが不均等に吸収されてしまうので、効果にムラができるというデメリットがありました。そのため、不必要に出力を上げないと効果が得られないことも多かったのです。
でも、「QスイッチYAGレーザー」のスペクトラレーザーの照射波形は均一なので、メラニン色素に均等にエネルギーが吸収されます。
そのため、皮膚にも優しく安定的な治療が受けられるという点で大きなメリットがあります。
高いパワーで集中的にメラニン色素をターゲットとして治療するので、皮膚組織へのダメージは少なく安全な治療技術となっています。
メスを使わずに、しかも出血もなくターゲットとするシミや色素沈着を破壊するので、皮膚へのダメージは最小限です。
美肌ケアも同時にできる
シミを消しただけでも、顔の印象は大きく変わりますが、肌質をより美しく整えることができれば一層美しく明るい肌を手に入れることができます。
「QスイッチYAGレーザー」ではロングパルスにより、毛穴の開き・黒ずみをケアし、さらに美白効果、シワの改善なども期待できるので、同時に肌質を大きく改善することができます。
「QスイッチYAGレーザー」の施術の流れ
では、実体験を交えながら、実際の施術の流れをご説明します。
1.診察・カウンセリング
通常のシミ取りレーザーの治療と同じように、肌の状態やお悩みについて丁寧にカウンセリングして頂きました。
どのシミが一番気になるか、同時にどんな肌の悩みも抱えているかなど詳しくお話を聞いてもらったので、安心して治療に入ることができました。
2.施術前に肌にクレンジング・説明を受ける
施術箇所のメイクをしっかりクレンジングしていきます。
3.施術を受ける
いよいよ施術を受けます。施術は多少痛みを感じるものの、耐えられないような痛みはありません。
状態にもよりますが、4週に1度のペースで数回施術を繰り返します。
4.治療終了後
患部に保護テープを貼ります。ダウンタイムが無いのですぐに帰宅でき、メイクも可能です。
治療した部分は日光になるべく当てない方が良いとのこと。
表在性なら治療は1回で完了
表在性色素疾患の場合は、ほぼ1回の照射でシミが薄くなることがほとんどです。
老人性色素斑(日光黒子)や雀卵斑(そばかす)なら、基本的には1回で済みます。
深在性色素疾患の場合は数回かかることが多く、おおよそ3~6ヵ月毎に治療を繰り返す必要もあります。
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)や青あざなども同様に半年に1回の治療が目安です。
アフターケアも万全
レーザー施術した部分には専用のテープを貼って、かさぶたが剥がれるまで保護します。なるべく紫外線を避けて過ごすようにしました。
万が一、新しく下から出てきた皮膚に薄いシミが炎症性色素沈着が出てしまった場合には、外用剤などでケアして貰えるので安心できました。
個人的な感想
シミの治療で「QスイッチYAGレーザー」を受けた部分は、ゴムでバチンとされたような痛みを感じましたが、さほど痛みは強く感じませんでした。
ただし、シミの状態によって強い痛みを感じることもあるので、必要に応じて麻酔クリームなどを使うこともあります。
照射した後、数日でかさぶたが出来て、数週間くらいで自然と剥がれ落ちていきました。それまではかさぶたが目立たないようにするため、肌色のシールなどを貼って対処していただきました。
ダウンタイムが無く、メイクして帰宅できるので予定がある日でも治療を受けられるのはうれしいと思いました。
長年気になっていたシミや肝斑が目立たなくなっただけでなく、肌質も改善されたので「QスイッチYAGレーザー」を選んで正解でした。
「QスイッチYAGレーザー」はこんな悩みにおすすめ!
✔︎肌のシミを薄くしたい
✔︎肝斑が目立ってきた
✔︎そばかすが増えてきた、濃くなってきた
✔︎毛穴の開き・黒ずみをきれいにしたい
✔︎シワが最近増えた気がする
✔︎あざを消したい
✔︎タトゥーやアートメークを除去したい
✔︎肌を明るくしたい
肌のシワだけ、シミだけにアプローチする方法が多いなか、「QスイッチYAGレーザー」は肌のお悩みに幅広く対応する治療法です。治療の手間を省きたい、効率よく肌のケアを行いたいという方にも最適な方法ではないでしょうか?
まとめ
シミ、そばかす、肝斑は女性にとっては美容の大敵。お化粧の度に気になってしまうことも多いはずです。レーザー治療というと肌にダメージが強く、少し怖い印象を持つ人も多いと思います。でも、まだ諦めるのは早いです!
今回紹介した「QスイッチYAGレーザー」は、レーザー治療の概念を大きく覆す画期的な治療法です。
肌へのダメージを最低限に、気になる部分だけをターゲットとして除去してくれます。
しかも、肌質の改善にも効果があるので、顔全体の印象を一気に若返らせてトーンアップが可能です。
ぜひ、悩んでいるならカウンセリングで相談してみることをおすすめします。最先端の技術があなたを肌の悩みから解放してくれるはずですよ。